ひとのアニメ記録 ~アニメ感想~

私ひとふたみのアニメ視聴記録

GREAT PRETENDER【アニメ感想】

『おめえら一体何者だ!』『コンフィデンスマンさ』

日本の詐欺師の青年、枝村真人。通称、エダマメは、得意の英語で外国人観光客から金を騙し取ろうとするが、逆に大金30万円が入った自分の財布とすり替えられてしまう。
財布を取った外国人観光客、ローランを追って、ロサンゼルス行きの飛行機に乗りこむが、それは枝村を利用しようとするローランの企みだった。

評価点数

★★★★★ (★5点満点中)
とっても面白い作品でした。
脚本は『コンフィデンスマンJP』で知られる古沢良太で、コンゲーム(信用詐欺)を題材としたオリジナルアニメ作品になります。
アニメはCASE1~CASE4の4つの話で構成されており、各CASE毎にコンゲームを行い、キャラクターが深堀りされています。
笑いあり、人情あり、スリルあり、で次の話が気になって行きます。
個人的にはCASE毎にエダマメがローランに騙されるところが好きでした。
真面目に生きようと更生するエダマメが、実はローランに仕向けられた行動を取っているのが面白いです。
しかし、最後にはエダマメが自分の納得のいく結果を得られるのが感動します。

物語概要

CASE1: Los Angeles Conection

ローランは新型ドラッグ「サクラマジック」を、ハリウッドの裏社会を牛耳るマフィアの大物エディ・カッサーノに売りこむことから物語が始まる。
エダマメは日本人博士に仕立て上げられ、彼の計画に巻き込まれる。
ローランは「サクラマジック」のレシピをつけて倍の価格で独占販売契約を結ぶが、カッサーノはサクラマジックの試作を要求し、エダマメは窮地に追い込まれるのだった。

CASE2: Singapore Sky

次のローランのターゲットは、産油国の王子でエアレースプロモーターである兄のサム・イブラヒムと、その弟で看板パイロットのクラーク・イブラヒムだった。
彼らはシンガポール八百長のエアレースを開催していており、シンシアは唯一の女性オーナーとして、アビーは唯一の女性パイロットとしてレースに出場し、サムとの駆け引きやレースでの実力で決勝戦出場を確約させる。
その裏でローランは彼らの八百長エアレースの犠牲者を呼び寄せ、エダマメは整備士として大会に紛れ込むのであった。

CASE3: Snow of London

エダマメはローランの紹介でフランスの中国人経営の寿司屋で働き、小さなレストランに下宿していた。
しかし、寿司屋はクレームで閉店、下宿の店も借金で売られると言われてしまう。
エダマメはコンフィデンスマンの仲間を集め、下宿に飾ってあった絵画を売り付けて、下宿の店を助けようとするが、
その絵は長らく行方不明になっていた幻の名画「ロンドンの雪」であった。

CASE4: Wizard of Far East

エダマメはローランたちと決別し、日本で会社員として真面目に働き始める。
しかし、入社したスカーレット商会は朱雀アケミ率いる犯罪組織『朱雀連合会』のフロント企業で、アジア諸国で児童人身売買を行っていた。
ローラン一味は、アビーをUAE王族のプリンセスとして10億円で売りつける。
朱雀連合会はアビーと買われた子供たちを上海の犯罪組織「龍虎幇(ロンフーバン)」に渡す計画があった。
そこに上海の犯罪組織「龍虎幇(ロンフーバン)」の幹部が来日。通訳のオズは枝村の父親だった。
エダマメは父親の力も借りて脱走を図るが、彼はオズに裏切られてしまうのであった。

キャラクター紹介

Blu-ray

CASE1: Los Angeles Conection Blu-ray

CASE2: Singapore Sky Blu-ray

CASE3: Snow of London Blu-ray

CASE4: Wizard of Far East Blu-ray