やはり俺の青春ラブコメは間違っている。【アニメ感想】
青春とは嘘であり、悪である。
この一言目から始まる普通とは違った青春ラブコメディ作品である。
評価点数
★★★★★ (★5点満点中)
満点で面白い作品です。
青春の苦さと恥ずかしさがぎゅっと詰まっています。
青春度合いに悶絶してしまうところもあるかもしれません。
物語概要
主人公である比企谷八幡は皮肉屋であり、性格がひねくれているが故にクラスでは孤立(本人は孤高にして至高と自称)している。
そんな彼が作文に皮肉を込めたところ、彼の国語教師である平塚静に説教され、罰として奉仕部に入部させられるところから物語は始まる。
奉仕部の部員である雪ノ下雪乃。奉仕部へ相談にやっている由比ヶ浜結衣。生意気であざとい後輩である一色いろは。トニカクカワイイ戸塚彩加(病気だよ)。
そんなヒロインたちと関わることにより、ひねくれている主人公の考え方が変わっていき、少しだけ自分に素直になる話である。
いわゆる、陰キャぼっちが主人公である比企谷が、ヒロインと関わることで変わっていき、ヒロインに気持ちを寄せていく物語である。
この作品は最近の陰キャぼっちに焦点をあてた作品としては、流行を生み出した作品であるとも言えるかもしれない。
ただ、主人公の性格に難があり、ニヒルで皮肉屋。ひねくれていて高二病(※1)。ひとよりも勉強ができるが、友達がいない。など、人としての欠点が目立つ。
しかし、誰しもが経験したことがある苦い思い出や恥ずかしい過去に共感できる部分が多くある。
ゆえに、嫌な奴であるが、どこか憎めないようなキャラクターなのが主人公、比企谷八幡であり、この作品が愛されるところである。
※1 高校二年生病。いわゆる、中二病の高校生バージョン。周りを客観的に見て大人のように振る舞って見せいている高校生。
キャラクター紹介
- 比企谷 八幡(ひきがや はちまん)
- CV: 江口拓也
- 本作の主人公。
- 雪ノ下 雪乃(ゆきのした ゆきの)
- CV: 早見沙織
- 本作のヒロインの1人
- 由比ヶ浜 結衣(ゆいがはま ゆい)
- CV: 東山奈央
- 本作のヒロインの1人
- 一色 いろは(いっしき いろは)
- CV: 佐倉綾音
- 本作のヒロインの1人
- 平塚 静(ひらつか しずか)
- CV: 柚木涼香
- 主人公を気に掛ける高校の国語教師。
- 戸塚 彩加(とつか さいか)
- CV: 小松未可子
- 主人公のクラスメイト。