陰キャならロックをやれ!
本作品のキャッチコピーであり、孤独な少女がバンド活動を通して成長していく物語の根幹である。
評価点数
★★★★★ (★5点満点中)
目を大きくしてしまう面白さである。
主人公、後藤ひとりの爆発的な妄想力に周囲が付いていけず、第三者視点の視聴者は笑わずにいられない。
その想像力はどこで教わったのか、訊きたくなるほどのネガティブな発想に息を漏らして笑ってしまいます。
物語概要
主人公、後藤ひとりは人との関わり合いがわからない、ひとりぼっちの女の子だった。
中学生時代に友達ができず、TVで陰キャでもバンドすれば輝けると聞いてギターを始めた。
「バンドをすれば、私みたいな人でも輝ける」と意気込んで練習に取り組み始めた。
その結果、特に友人はできず、誰にもちやほやもされず、高校へ進学した。
ひとりぼっちの心の支えは、ギター演奏をあげた動画サイトで登録者3000万人に達したこと。
そんな彼女はある日、公園でたそがれていると1人の女の子に話しかけられる。
コミュニケーションが苦手な主人公に、その女の子はギターのサポートをお願いする。
主人公の物語は大きく動き始める。
コミュ症の陰キャで自己肯定感の低い主人公がネガティブな妄想力で、おかしな行動を取ってしまうのが見ていて面白い。
キャラクター紹介
- 後藤ひとり
- 伊地知虹
- 山田リョウ
- 喜多育代
小話
- 作者は人気バンドであるアジアンカンフージェネレーションのファンである。
- バンドメンバーである後藤ひとり、伊地知虹、山田リョウ、喜多育代の苗字はアジカンのメンバーから来ている。
- 後藤ひとりのソロソングである「やがて君に朝がくる」はアジカンのカバー曲である。